人生を見失った時に思い出したいこと

仕事

「一年後の成功を想像すると、日々の地味な作業に取り組むことができる。」

元サッカー日本代表の本田圭佑選手の有名な名言です。本田選手は私が学生時代から好きなスポーツ選手の一人です。

私は一つのことをずっとやり続けられない性格です。10代の頃からそのことは認識していて、勉強もスポーツも趣味もどれもある程度は真剣にやるけど、どれもどこか中途半端で、自分で立てた目標も途中で投げ出したり、新しいことを始めてもすぐに辞めてしまうような人間でした。

若い頃は、こんな自分もいつか熱中できる何かに出会って、時間を忘れるくらい集中できる何かがあるはずだと信じていました。でも、そのようなものは30歳を手前にした今も見つかっていません。

ただ、『「自分が熱中できる何か」をどうやって見つけるのか』という問いに対する答えというか方法は、この年齢になってなんとなく分かってきた気がします。

それは、自分の人生の時間が限りあるものだと認識して、その自分の人生を使って何をやりたいかということを徹底的に考え抜くことでしか見つけられないと感じています。

究極的に言えば、余命宣告されたと思って自分の残りの人生を生きていくことです。不謹慎なのは承知の上ですが、それくらい絶望的な状況に追い込まないと、日常で人生が消費されてしまいます。

「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」

という元プロ野球選手のイチロー氏の言葉もあります。自分が選んだ道を地道に、着実に前に進むことでしか、人生を切り開くことはできないのだということを常に心に留めておきたいと思います。

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